チャトニー(Chutney)は1950年代に誕生し、トリニダード・トバゴ、スリナム、ガイアナなどのインド系住民の多いカリブ諸国で広く親しまれるようになりました。チャトニーは本来は結婚式で踊るための音楽で、大英帝国によって契約労働者として南インドから連れてこられた人々を先祖に持つインド系カリビアンによって歌われていました。
初期のアルバムとしては、1958年にリリースされたRamdew Chaitoe(ラムデュー・チャイトー)の”King of Suriname”があります。1960年代、70年代に活躍した代表的なチャトニー歌手:Dropati(ドロパティ)、Sundar Popo(サンダー・ポポ)、Sam Boodram(サム・ブッドラム)。